Mote spoon (rat-tail), 18世紀初頭

モートスプーンはピアッシングされたボール部分で茶葉やゴミをすくい、先の尖った部分でポットの穴のふさがりを突く、という使い方が一般的見解でなおかつ上品な見解だと思います。

モートスプーンは普通のスプーンを改造して作られた物も多いですが、やはりそういう物は何となく全体のバランスがよろしくない様に感じます。

このスプーンは刻印の識別ができませんが、殆ど同手のものがIan PickfordのSILVER FLAT WARE 211頁に載っています。

制作年
  • 18世紀初頭