Chelsea, 葡萄栗鼠文, 1750-65年

フルート型のビーカーです。

この絵柄はマイセン、シャンティーイなど色々な窯で造られていますが、絵の繊細さはチェルシーが一番だと思います。

面白い事に他の窯の栗鼠は輪郭を茶の線、中を黄色で塗っていますが、チェルシーは線も中の茶一色で描いてあります。

私のものだけでなく何作かみましたが、私の見た限りでは他の物も茶一色でした。

少々ニュウが入っていますが、この枯れた繊細な絵が損なわれるものではありませんでした。

ノーマークですが底に3つの目跡があります。

制作年
  • 1750-65年
寸法
  • 直径: 8cm, 高さ: 6cm