Vauxhall, 1752年

まず素地が非常に薄く固くしまっています、英国、または他の18Cの陶磁器でこんなに薄いものは初めてです(私の浅い経験の中ですが)。

皿裏に轆轤目が見え、こんなに薄いのに轆轤引きかとびっくりしました。

釉薬は緑がかった青色です。

ウスター、ロウストフト、リバプール、チェルシーなどと比較してみましたが、かなり青(緑)味がかっています。

素地自体の色かと思いましたが高台の、畳付きの部分は白いので釉薬の色だと思います。絵付けもラフですが繊細です。

11.5cmの大きさで、高台の直径は6.5cmですから標準的な高台の大きさです。カップかティーボールの下皿ではと思っていましたが、それにしては高さ1.8cmと浅いので、もしかしたら本当に小皿かもしれません。

作家
  • Vauxhall
制作年
  • 1752年