マイセンのティーキャディです。
柄は中国人の釣り人、この時代のティーキャディは蓋がなかったり、あってもあわせ蓋で、このティーキャディでも花柄の蓋を合わせてあるのを見たことがあります。オリジナルで蓋のあるものは希少でしょう。
作品とは関係ありませんが、このティーキャディのオークションは、米国の同時テロ直後の大手オークション会社のもので、どう考えても危険だという周りの意見を押し切って信頼するディーラーさんが「行くと約束したから」と参加し落としてきたものです。
米国からの参加者は皆無に近い状態だったようです。そのせいか通常より良い物が比較的買いやすい価格で落札されたようです。
ネットオークション等で気軽に仕入れをするディーラーの増える中、こういった昔気質のディーラーさんを大事にしたいと思います。