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カシミールショールと呼ばれるものは、15世紀頃からインドカシミール地方で織られた手織りのショールと、19世紀半ばになってから、それを模して英国、フランスで織られたジャガード織り（機械織り）の2種類があります。
このカテゴリーでは18世紀になってからのインド手織りカシミールショールと19世紀半ばからのフランスと思われるカシミールショール、また判別が難しいのですがペルシャの手織りのショールも何点か載せます。説明はそれぞれの画像の所で書かせて頂きます。

参考文献

John Irwin, The Kashmir Shawl, Victoria and Albert Museum, 1973.
モクニ・レヴィーストロース『カシミア・ショール　歴史とデザイン』平凡社、1988年
『ペルシャ錦　ラヒム & ジョージ・アナビアン』山辺知行（校閲）、京都書院、1975年
平山美知子編『カシミール織　平山コレクション』講談社、1984年
注：John Irwinは1955年当時、ヴィクトリア＆アルバート美術館のインド部門の主事であった。