竹の根の部分を素のまま使い、蒔絵を施したものです。
12cmもある大香合です。どのくらい立派な竹が使われたのでしょう。
蒔絵もさり気ないものですが、高蒔絵で、青貝が上品にあしらわれています。
大きさといい、柔らかい紺一色のお仕覆といい、多分明治の男性のお茶人さんの持ち物だったと思います。箱に入っていた書き付けに 「明治41年に頂く」と書かれていましたから、少なくともそれ以前の作品です。
参考商品で一緒に載せたのは、オランダから出た小柄を柄にしたナイフのセットの中の葡萄栗鼠の図柄のものです。元は24本セットだったようですが、私はそのうち6本を入手しました。
大変面白いものです。ブレードに「曾」のような一文字が刻印されています。