このジャグはたまたま海外オークションで見かけて落札したものですが、何と以前このウェブサイトにハンナ・バーロウとして載せていた物と同じ筆跡の掻き文字があり、現物を見ましたら素地も釉薬も殆ど同じで、両方とも Brannam だという事が判りました。
このジャグには
a little house a little wealth
a little health and freedom
and at the end a little friend
and little cause to need'em
といういささか皮肉な詩(?)が書かれていますが、この詩はどうも drinking song という宴会用の歌の歌詞らしく、1841年に出された Toast-Master(宴会の仕切やさんでしょうか?)の歌詞集の中に似た歌が載っていました。ちなみにそちらは
A little health, a little wealth,
A little house and freedom,
With some few friends for certain ends,
But little cause to need 'em.
です、似ているとお思いになりませんか?