中国のバタフライハンドルを写した初期のダービーのカップ&ソーサーです。
中国のものより素地は白く、全体的に華奢に花柄なども可愛らしく仕上がっています。
ただボウほどではありませんが所々に灰振りが見られます。カップの底辺に赤い線が引かれていますが、これが何を意味するのかは判りません。
この写しにはいくつかの大きさがあるようで、これより大きな物もあり、1978年に Klaber & Klaber から出された Oriental Influences on European Porcelain には、これと同じカップに14cmの直径のソーサーが合わせられていますが、多分そのソーサーに合わせていたカップはもう少しサイズの大きいカップだったと思われます。