コッツィ窯はイタリアの銀行家 Giminiano Cozzi が1763年に開窯し、1812年に閉窯しています。どちらかというと厚く、重く、素地の色合いもグレーをおび、洗練されたというより素朴さを感じるものが多いようです。この楼閣文柄は伊万里風というより、明らかにシノワズリー風でしょう。同柄のチューリンが同朋舎出版「宮廷の陶磁器」274ページに掲載されています。