Rococo cast leaf spoon, 18世紀

刻印は工房印のみPR。この手のロココスプーンはcastと書かれている事が多く、所謂die stanping(型プレス加工)とどこが違うのか?と思っていたら、お仲間の歯科医師の方から「この表面の細かさはキャストでなければ出来ない」と言われ、さすがに専門家!と唸って納得致しました。

またこのスプーンには工房刻印しかなく、PRでてっきりPhillip Rokerと思い込んでいましたら、しっかり見るとPhillip Rundellの可能性も捨て切れません。

そうなると年代が下がるのですが、メーカーとしてはむしろ評価の高い工房なので???になっています。取りあえず、ロココキャストスプーンです。

制作年
  • 18世紀